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![]() このページでは、カワサキに関する、 個人的なエピソードなどを ランダムに書いています。 ネット版KCBMの掲示板です。 初めての仲間とバイク談義。 ZIIの話〜1、GPZからZGP オートバイの魅力、旅に出よう 横浜M.C.ケンタウロス バリバリ伝説2(特別編) カワサキコーヒーブレイクミーティング ZEPHYR バイク便〜ZIIの話2 Steady Eddie(特別編) 彼のオートバイ、彼女の島・そして‥ その後の、横浜M.C.ケンタウロス トップページのイエローボールについて(特別編) 大型初心者さんのZへの思い(特別編) やっぱりエンゲージリングが欲しい(特別編) 19のままさ〜奥松島カワサキ物語 矢沢永吉激論集『成りあがり』 新しいトップページによせて@ぶちさんのZ2
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流行といっても、昔からまじめにその仕事をしている人達も東京にはいるわけで、流行(はやり)というのは外観やマスコミの捉え方で判断している自分たちが悪いのだけども、テレビをつけていたら面白そうなメッセンジャーを題材にしたドラマがやっていたので見入ってしまった。 ふと、昔のことを思いだした。自分もやはり二十歳の頃似たようなアルバイトをやっていた。メッセンジャーのバイク版、そうバイク便をアルバイトでやっていたことがある。だいたい同じような仕事をしているのだと、ドラマを見ていて思いだしていた。 自分もやはりドラマの主人公のように人生に息詰まったのか、学校にいくのがめんどくさくなり、毎日好きなオートバイに乗ってお金がもらえるという単純な動機で申し込んだ。仕事の内容はこんな感じだ。だいたいが急ぎの書類の配送である。依頼人が電話をよこすと、まずその荷を受け取りに行き、そのまままっすぐ依頼先の場所に届けるというモノ。バイク便にたのむほとんどの荷物が急ぎの荷物である。あたりまえだ。あるときは、印刷の原稿。あるときは百貨店の中のブティックからの急ぎのサイズ直しの服。あるときはわけありの書類‥。オートバイの後ろに大きな箱の中に荷物を載せて、車の間をすり抜けて颯爽と渋滞の都会を走り抜ける。 しかし、実際には安全な速度で配達して届けられる十分な時間でしか受けないことになっているので、バイク便がバカっ速く走っているのはビギナーであろう。基本は無事故無違反なのである。バイク便が飛ばしているのように思うのは勝手なイメージだろう。 しかし、自分もそのビギナーで、このバイク便にあこがれて申し込んだモノだから最初はかっ飛ばして、本当に映画の主人公のように楽しかった。そのバイク便は、自衛隊を退職した社長とその家族で初めてような会社で、まだ始まって会社らしくなったばかりといった感じだった。少しづつ荷物の依頼が増えてきたということで、アルバイトなど社員を増やしていったという形態だった。本当は会社のバイクで配達することになっていたが、自分は好きな自分のカワサキで配達していた。会社で用意しているバイクは今ときめくFTR。当時不人気車で、どこでも安く売っていたFTRが、今これだけ人気が出るとは思ってもいなかった。アメリカのダートレース用のバイクがコンセプトで変にローポジション、ハンドルはアップ&ワイド。エンジンはXLRベースのエンジンだっため燃費が良くそれなりにトルクフル。単気筒の250CCはまわせは下から付いてくる感じで、音もまぁまぁ良く、町乗り最速バイクって感じで自分なりに面白かったが、ブン回しても120、30km/hくらいしか出なかった。たまにFTRにも乗ったが、自分のカワサキで配達した方が楽しかった。たしかにGPの後ろにでかい箱を積んで走るのだから思ったより格好は良くない。高速を走れば風圧で180km/hが出るか出ないか。意外に箱は重いし、乗るときは「よっこいしょ」とまたいで乗るような感じだ。 ![]() 仕事も慣れてきた頃、同業者で少し話題のバイク便の奴がいることを知った。あだ名は「FT野郎」。カワサキのZ250FTに乗っていて、とにかく速い。シグナルGP、都市部でのすり抜け、交差点のコーナー。とにかく滅茶苦茶な走りが有名で、バイク便業界最速ナンバー1との威名を持っていた。
ただ、ある日のこと。その頃お世話になっていたカワサキショップにGPの整備でいって雑談していたら、ZII乗りの例の整備士がこんな話をしてきた。 「バイク便のやつにさぁ、FT乗っている奴いるだろう。」 「いますよ、速かったでしょ。」 「あんまり無茶な走りして目障りだから抜いてやったんだ。」 「‥‥‥。」 「そしたら、血相変えて俺のZII追っかけてくるから逃げ切ってやった。あんまり、大したことねぇな。」 さすが、ZII乗りである‥。 (1999/11/11) がんばれバイク便
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